折りたたみ傘を使っていて「肩が濡れる」「リュックが濡れる」と感じたことがある方は少なくないはずです。カバンに入る小ささを優先した折りたたみ傘は、開いたときの直径が小さく、体の幅より少し広い程度しか覆えません。荷物を持っていたり体格がよかったりすると、そのぶん傘の外に出てしまいます。
この記事では、その不満に対する選択肢として開いたときの直径が107cmある12本骨の大判折りたたみ傘を取り上げます。同時に、大きくすれば必ず良いわけではなく、重さや畳んだときの長さとのバランスがあることも含めて、第三者の目線で整理しました。自動開閉タイプの扱い方の注意点にも触れています。
大判折りたたみ傘 12本骨タイプ 自動開閉・収納袋付
- 展開時 直径107cm/折畳時 33cm×6.5cm
- 骨組みグラスファイバー/生地ポリエステル
- 12本骨で風に煽られてもひっくり返りにくい
- ボタンひとつで自動開閉、片手で扱える
- 撥水加工+遮光99%表記の晴雨兼用
こんな人にこの記事が向いています
- 折りたたみ傘を差しても肩やリュックが濡れてしまうのが不満な方
- 体格がよく、標準的な折りたたみ傘では覆いきれないと感じている方
- 強い風で傘が裏返った経験があり、耐風性を重視したい方
- 片手が荷物でふさがることが多く、開閉を片手で済ませたい方
- 雨傘と日傘を1本にまとめて、持ち歩く本数を減らしたい方
【一目比較】折りたたみ傘のタイプ別比較
| タイプ | カバー範囲 | 耐風性 | 携帯性 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 大判12本骨 (本記事の商品) |
◎ 直径107cm |
◎ 支えが多い |
○ 畳んで33cm |
荷物が多い人・体格のよい人 |
| 標準的な6〜8本骨 | ○ | ○ | ○ | バランス重視の人 |
| 軽量ミニ折りたたみ | △ 肩が出やすい |
△ 裏返りやすい |
◎ | 常に鞄に入れておきたい人 |
| 長傘 | ◎ | ◎ | × 畳めない |
置き傘・通勤路が決まっている人 |
失敗しない!大判折りたたみ傘の選び方3つのポイント
ポイント① 「直径」で覆える範囲を判断する
傘のサイズ表記には、骨の長さ(親骨)で示すものと、開いたときの直径で示すものがあります。実際にどれだけ濡れずに済むかを判断できるのは直径のほうです。
一般的な折りたたみ傘は開いたときの直径がおよそ90cm前後で、これは肩幅に少し余裕を足した程度です。傘は真上ではなく進行方向にやや傾けて差すため、この大きさだと後ろ側の肩やリュックが露出します。直径107cmあれば、標準的なものより半径で8cmほど外側まで覆えます。数字は小さく見えますが、背負ったリュックが濡れるかどうかの境目はこのあたりにあります。
ただし大きいほど良いわけではありません。人とすれ違うときに傘同士が当たりやすくなり、混雑した駅前や商店街では気を使う場面が増えます。日常的に人混みを歩く方は、この点も含めて判断してください。
ポイント② 骨の本数と素材で耐風性を見る
傘が風で裏返るのは、生地が受けた力を骨が支えきれずに反転するためです。骨の本数が多いほど1本あたりにかかる力が分散され、生地も細かく支えられるので反転しにくくなります。一般的な折りたたみ傘は6〜8本骨で、12本骨はその1.5〜2倍の支点を持つ計算になります。
素材も重要です。グラスファイバーの骨は金属骨に比べてしなやかで、強い力がかかっても折れずに曲がって戻る特性があります。金属骨は一度曲がると元に戻らないことが多いため、突風の多い環境ではグラスファイバーのほうが長持ちしやすい傾向があります。
なお、どれだけ骨が多くても暴風では安全に使えません。骨の本数は「日常的な強風で裏返りにくい」という意味であって、荒天時に無理をしてよいという意味ではない点は押さえておいてください。
ポイント③ 開閉方式と携帯サイズのバランスを取る
自動開閉(ワンタッチ)タイプは、ボタンひとつで開閉できるため、荷物を持った状態や乗り降りの場面で扱いやすくなります。一方、自動開閉の機構が入るぶん、手動タイプより畳んだときの長さと重さが増える傾向があります。
畳んだときのサイズは、いつも使うカバンに入るかどうかで判断してください。33cm前後だとビジネスバッグやリュックには収まりますが、小ぶりなトートや薄型のバッグでは飛び出します。「常に鞄に入れっぱなしにしたい」のか「雨の日に持ち出せればよい」のかで、選ぶべきサイズは変わります。
大判折りたたみ傘 12本骨タイプ 詳細レビュー【2026年版】
商品概要
今回取り上げるのは、開いたときの直径が107cm、畳んだときが33cm×6.5cmの大判折りたたみ傘です。骨組みはグラスファイバー、生地はポリエステル、カラーはブラック。12本骨仕様で、持ち手のボタンによる自動開閉に対応し、専用の収納袋が付属します。
設計の要点をまとめると、「携帯性をある程度譲ってでも、濡れない面積と壊れにくさを取る」という方向にはっきり振った構成です。以下、6つの観点から見ていきます。
① 直径107cmという大きさ
直径107cmは、折りたたみ傘としては大きい部類に入ります。標準的な折りたたみ傘が90cm前後であることを考えると、面積では約1.4倍になります。面積で比べると、この差が体感に直結する理由が分かります。
効いてくる場面は具体的です。リュックを背負っているとき、紙袋を提げているとき、子どもと並んで歩くとき——いずれも体の幅より横に広がる状況で、標準サイズでは覆いきれません。商品説明でも「たくさんの荷物を運んでいる方や体格が良い方でもカバーできる」ことが狙いとされており、そこに素直に応えた寸法です。
裏を返せば、人混みでは扱いに気を使うサイズでもあります。すれ違いの多い道では、少し傾けて相手側を避ける配慮が必要になります。
② 12本骨という構成の意味
12本骨の利点は、生地を支える点が多いことです。一般的な6〜8本骨に比べて生地1面あたりの幅が狭くなるため、風を受けたときに生地がたわみにくく、反転のきっかけが生まれにくくなります。
もうひとつの副次的な効果が、開いたときの形です。骨が多いほど円に近い形になるため、傘の縁の間隔が均一になり、骨と骨のあいだから雨が入り込む感覚が減ります。8本骨で気になりがちな「角の部分から肩に落ちてくる水滴」も起きにくくなります。
デメリットは重量です。骨が増えれば当然その分の重さが加わります。軽さを最優先する方には向きません。
③ グラスファイバー骨の特性
骨組みにはグラスファイバーが使われています。この素材の特徴はしなやかさで、強い風を受けても折れずに曲がり、力が抜けると元の形に戻ります。金属骨のように「一度曲がったら折れ癖が残る」ことが起きにくい素材です。
また金属と違って錆びません。傘は濡れた状態で保管されることが多い道具なので、錆に強いことは寿命に直結します。ただしグラスファイバーも無敵ではなく、限界を超えれば折れます。裏返った状態のまま風を受け続けると破損につながるため、裏返ったら風下を向けてすぐ戻すのが基本です。
④ 自動開閉ワンタッチの使い勝手
持ち手の丸いボタンを軽く押すだけで、傘が自動的に開き、もう一度押すと閉じます。片手だけで完結するため、もう片方の手が荷物でふさがっていても操作できます。
効くのは乗り降りの瞬間です。車から降りる、店から出る、駅の改札を出る——このタイミングで両手を使わずに開けるかどうかは、日常の小さなストレスの差になります。閉じるときも同様で、片手で閉じてそのまま畳めます。
注意点が2つあります。ひとつは開くときの勢いで、人や自分の顔に向けた状態でボタンを押すと危険です。必ず前方の安全を確認してから開いてください。もうひとつは、閉じたあとに手動でシャフトを縮める必要がある点で、自動で閉じるのは生地の部分だけです。この構造を知らないと「壊れた」と勘違いすることがあります。
⑤ 撥水加工と遮光99%表記の晴雨兼用
生地には撥水加工が施されており、傘を閉じて軽く振るだけで水滴が落ちます。乗り物に乗る前や建物に入る前に水気を切れるので、周囲を濡らしにくくなります。
また商品表記として遮光99%・UVカット99%とされており、雨傘と日傘を1本で兼ねられます。夏場に傘の中の温度が上がりにくいという点も、日差しの強い時期には実用的です。ただし99%は完全遮光ではありません。強い日差しの下で長時間過ごす場合は、日焼け止めなど他の対策と併用してください。
もう一点、撥水加工も遮光性能も使用と洗浄を重ねるうちに徐々に低下します。撥水が落ちてきたと感じたら、傘用の撥水スプレーで補うと性能を戻せます。
⑥ 折畳時33cm×6.5cmと収納袋
畳んだときのサイズは33cm×6.5cm。ビジネスバッグやリュック、A4サイズが入るトートには収まる長さですが、小ぶりなハンドバッグや薄型のバッグには入りません。大判である以上、この長さは避けられないトレードオフです。
専用の収納袋が付属するため、濡れたまま鞄に入れる場面でも中身を守れます。ただし濡れた傘を袋に入れたまま長時間放置すると、生地に臭いやカビが出ます。帰宅後は袋から出して開いた状態で乾かす——この一手間が、傘を長持ちさせる最大のコツです。
大判折りたたみ傘 12本骨 男女兼用 コンパクト収納
- リュックや荷物ごと覆える直径107cm
- グラスファイバー骨でしなやか・錆びにくい
- ボタンひとつの自動開閉で片手操作
- シンプルなブラックで通勤にも使える
- 専用収納袋付きで濡れたまま持ち運べる
よくある質問(Q&A)
Q1. リュックを背負っていても濡れませんか?
直径107cmは標準的な折りたたみ傘より広い範囲を覆えるため、リュックまで入りやすくなります。ただし傘を進行方向に傾けて差すと後ろ側が出るので、風向きに応じて角度を調整してください。
Q2. 女性が使うには大きすぎませんか?
男女兼用の設計です。大きさに対する印象は体格や用途によりますが、荷物が多い日や子どもと並んで歩く場面では女性にも扱いやすいサイズです。人混みの多い通勤路では、少し気を使う場面があるかもしれません。
Q3. 畳んだときにカバンに入りますか?
33cm×6.5cmなので、ビジネスバッグ、リュック、A4が入るトートには収まります。小ぶりなハンドバッグには入らないため、普段使うカバンの内寸を確認してから判断してください。
Q4. 自動で閉じたあと、そのまま鞄に入りますか?
ボタンで自動的に閉じるのは生地の部分です。そのあと手でシャフトを押し縮めて収納サイズにします。この動作は自動開閉タイプ共通の仕様で、故障ではありません。
Q5. 風の強い日でも使えますか?
12本骨とグラスファイバー骨の組み合わせで、日常的な強風では裏返りにくい構成です。ただし暴風時はどんな傘でも安全に使えません。裏返った場合は風下に向けて戻し、無理に使い続けないでください。
Q6. 日傘として毎日使っても大丈夫ですか?
晴雨兼用なので日常的に日傘として使えます。ただし遮光性能や撥水性能は使用と紫外線で徐々に低下します。長く使うなら、雨用と日傘用を分けるという考え方もあります。
Q7. UVカット99%とは完全に紫外線を防げるということですか?
いいえ。99%は完全遮断ではありません。また傘は上からの紫外線を防ぐもので、地面からの反射は防げません。日差しの強い時期は日焼け止めなど他の対策と併用してください。
Q8. 撥水性が落ちてきたらどうすればよいですか?
市販の傘用撥水スプレーで補えます。乾いた状態の傘を開き、生地から適切な距離を取って均一に吹き付け、しっかり乾かしてください。使う前に必ず製品の使用方法を確認してください。
Q9. 洗えますか?
洗濯機での丸洗いには向きません。汚れた場合は、水またはぬるま湯で薄めた中性洗剤を布に含ませて優しく拭き、水拭きしてから完全に乾かしてください。
Q10. 骨が曲がってしまったら直せますか?
グラスファイバーはしなやかで、軽度の変形なら戻ることがあります。ただし折れてしまった場合は自力での修理は難しく、無理に力を加えると破損が広がります。
Q11. 重さはどのくらいですか?
12本骨と自動開閉機構を備えるため、軽量タイプの折りたたみ傘よりは重くなります。軽さを最優先する方には向きません。カバー範囲と耐久性を優先した設計だとお考えください。
Q12. 収納袋は濡れたまま入れても大丈夫ですか?
一時的に入れる用途としては問題ありませんが、濡れたまま長時間放置すると臭いやカビの原因になります。帰宅後は袋から出し、開いた状態で乾かしてください。
Q13. 車の中に置きっぱなしにできますか?
置いておけますが、夏場の車内は非常に高温になり、生地や加工の劣化を早めます。長期間の車内保管は避けたほうが長持ちします。
Q14. 自動開閉のボタンは誤って押してしまいませんか?
持ち手を握る位置にボタンがあるため、鞄の中で他の荷物に押される可能性はゼロではありません。収納袋に入れておくと、誤作動と生地の傷みの両方を防げます。
Q15. 開くときに気をつけることはありますか?
自動開閉は勢いよく開きます。人が近くにいる場所や、自分の顔に向いた状態でボタンを押さないでください。屋内や車内で開くのも避けてください。
購入者の声
「リュックが濡れなくなりました」
30代・男性・会社員
これまでの折りたたみ傘だと、背中のリュックが必ず濡れていました。直径が10cm以上違うだけでここまで変わるのかと驚いています。そのぶん畳んだときは長いですが、リュックに入るので問題ありません。
「片手で開けるのが想像以上に便利」
40代・女性・パート
買い物袋を持ったまま開けるので、店を出るときに立ち止まらずに済みます。閉じるときも片手でできます。ただ最初は勢いよく開くのに驚いたので、周りを確認してから押すようにしています。
「風で裏返らなくなった」
50代・男性・自営業
駅前の風が強い場所を毎日通るので、8本骨の傘だと年に何本も駄目にしていました。12本骨にしてから裏返ることがほとんどありません。骨がしなって戻る感じがあります。
「日傘と兼用にして荷物が減りました」
30代・女性・会社員
夏は日傘、雨の日は雨傘と2本持ち歩いていましたが、これ1本にまとめました。傘の中が暑くなりにくいのも助かります。完全遮光ではないので、日焼け止めは併用しています。
「小さいバッグには入りませんでした」
20代・女性・学生
大きさは満足していますが、普段使っているトートには少しはみ出します。通学用のリュックの日は問題ないので、鞄によって使い分けています。買う前に長さを測っておけばよかったです。
まとめ
折りたたみ傘選びで迷ったときは、「濡れない範囲」と「持ち歩きやすさ」のどちらを優先するかを先に決めることが近道です。常に鞄に入れっぱなしにしておきたいなら軽量ミニタイプ、雨の予報の日に持ち出して確実に濡れずに済ませたいなら大判タイプ——この2つは同じ折りたたみ傘という括りでも、狙っているものが違います。
今回取り上げた直径107cm・12本骨・自動開閉タイプは、カバー範囲・耐風性・片手操作という、雨の日に不便を感じやすい3点にはっきり応えた構成です。気をつけたいのは、畳んだ長さが33cmあるので小さなバッグには入らない点と、遮光99%は完全遮光ではない点の2つ。普段使うカバンの内寸を測ってから選び、帰宅後は開いて乾かす——この2つを守れば、傘の買い替え頻度そのものを減らせます。
大判折りたたみ傘 12本骨タイプ 自動開閉・収納袋付
- 展開時 直径107cm/折畳時 33cm×6.5cm
- 12本骨で雨の吹き込みと裏返りを抑える
- グラスファイバー骨で錆びず折れにくい
- 撥水加工で閉じたあと軽く振れば水が落ちる
- 晴雨兼用でこれ1本、通勤・通学・外回りに

