冷蔵庫や洗濯機の下から水が漏れていた——気づいたときには床材が変色していた、というのは珍しい話ではありません。家電の下は普段まったく目に入らないため、少量の水漏れや結露が長期間続いても発覚しないまま進行します。賃貸であれば原状回復の問題にもつながる場所です。
この記事では、その対策として使える四方にフチの付いた65cm×60cmのシリコントレイを取り上げます。受け止めた水が外に流れ出さない構造で、家電の下だけでなくペットの食器まわりやキッチンでも使えます。ただし何にでも万能というわけではなく、サイズの合わせ方や向かない用途もあります。他の床保護アイテムとの違いも含めて整理しました。
シリコン製トレイ 多用途 フチ付き 65cm×60cm
- 65cm×60cm/フチの高さ1.5cm
- シリコン素材/グレー
- 四方のガードで受けた液体が外に漏れない
- 柔らかく床や家具を傷付けにくい
- 折りたたみ・丸めて収納、水洗い可能
こんな人にこの記事が向いています
- 冷蔵庫や洗濯機の下の水漏れ・結露で床が傷むのを防ぎたい方
- 賃貸住まいで、床の変色やへこみを避けたいと考えている方
- ペットの食器まわりで、水や餌の飛び散りに困っている方
- コーヒーメーカーや給水器の下に敷くものを探している方
- 使わないときは畳んでしまえる床保護アイテムが欲しい方
【一目比較】床を守るアイテムのタイプ別比較
| タイプ | 液体の扱い | 床への影響 | 収納 | 向いている場所 |
|---|---|---|---|---|
| フチ付きシリコントレイ (本記事の商品) |
受けて溜める | 柔らかく傷付けにくい | ◎ 畳める・丸められる |
家電下・ペット周り |
| 硬質プラスチックトレー | 受けて溜める | 角が当たると傷 | × 形が固定 |
屋外・作業場 |
| 吸水マット | 吸って保持 | 湿ったままだとカビ | ◎ | 水はねの少ない場所 |
| 専用防振ゴムマット | 受けられない | へこみを防ぐ | △ | 洗濯機の振動対策 |
失敗しない!防水トレイの選び方3つのポイント
ポイント① 置きたい機器の「設置面」を測ってから選ぶ
防水トレイ選びで最初にすべきは採寸です。ここで見落としやすいのが、測るべきは機器の外形寸法ではなく、床に接している範囲だという点です。冷蔵庫や洗濯機は本体より脚の間隔が狭いことが多く、外形で選ぶとトレイが必要以上に大きくなります。
目安として、65×60cmというサイズは単身・二人暮らし向けの冷蔵庫、ドラム式ではない縦型洗濯機の設置面に収まりやすい寸法です。大型の冷蔵庫や大容量のドラム式洗濯機では足りない場合があるため、脚から脚までの距離を必ず実測してください。
置き場所の幅も同時に確認しておくと確実です。防水パンの内側に敷きたい場合は、パンの内寸に収まるかどうかで判断します。
ポイント② フチの高さで「受けられる量」を判断する
フチ付きトレイの価値は、受け止めた液体が外に流れ出さない点にあります。ただしフチが高いほど良いわけではありません。
1.5cm前後のフチは、結露や少量の水漏れ、飲み物のこぼれといった日常的に起こりうる量を受け止めるには十分です。一方で、給水ホースが外れるような大量の漏水を受け切ることは想定されていません。あくまで「気づかないうちに床が濡れ続けるのを防ぐ」ための構造だと理解してください。
逆にフチが高すぎると、家電を乗せるときに引っかかって出し入れしづらくなります。日常的に動かす機器の下に敷くなら、低めのフチのほうが扱いやすくなります。
ポイント③ 素材で「床への当たり」と手入れを決める
床保護アイテムの素材は、シリコン・硬質プラスチック・ゴム・布などがあります。シリコンは柔らかく、置いた面を傷付けにくいうえ、水と汚れに強く丸洗いできるのが利点です。硬質プラスチックは丈夫ですが、角が床に当たると傷やへこみの原因になります。
また柔らかい素材は畳んだり丸めたりして収納できるため、使わない時期の置き場所に困りません。布の吸水マットは手軽ですが、湿ったまま放置するとカビや臭いが出るため、家電の下のような乾きにくい場所には向きません。
シリコン製トレイ 65×60cm 詳細レビュー【2026年版】
商品概要
今回取り上げるのは、65cm×60cm、フチの高さ1.5cmのシリコン製トレイです。カラーはグレー。四方にガードが立ち上がっており、受け止めた液体や汚れが外にこぼれない構造になっています。装飾のないシンプルなデザインで、キッチン・玄関・リビング・ランドリールームのいずれに置いても浮きにくい見た目です。
設計の要点は「柔らかい素材で、こぼれたものを受け止めて、使わないときは畳める」という3点に集約されます。以下、6つの観点から見ていきます。
① 65×60cmという寸法
65×60cmは、家電の下に敷くトレイとしてはほぼ正方形に近い、扱いやすい大きさです。単身・二人暮らし向けの冷蔵庫や縦型洗濯機の設置面をカバーしやすく、ペットのフードボウルと水入れを並べて置いてもまだ余裕があります。
用途の幅が広いのは、この「中途半端に大きすぎない」寸法によるところが大きく、玄関で濡れた傘や長靴を置く、キッチンで調理器具をまとめて置くといった使い方にも転用できます。
一方で、大型冷蔵庫やドラム式洗濯機には足りない場合があります。脚から脚までの距離を測ってから判断することをおすすめします。足りない場合は2枚並べるという運用も可能ですが、その場合は継ぎ目から水が入る点に注意してください。
② 高さ1.5cmのフチが受け止める量
四方のフチにより、受け止めた水が外に流れ出しません。この「外に出ない」という点が、単なる敷きマットとの決定的な違いです。マットは水を受けても端から流れますが、フチがあれば内側に留まります。
実用上効いてくるのは、冷蔵庫の結露、製氷機まわりの水滴、洗濯機の給水部からのわずかな漏れ、ペットの水こぼしといった少量だが継続的に発生する水です。これらが床に直接触れ続けることが、床材の変色やカビの原因になります。
逆に、ホースが外れて水が噴き出すような事故は、このフチでは受け切れません。大量の漏水を防ぐ装置ではないという前提は押さえておいてください。
③ シリコンの柔らかさと床の保護
本体は柔らかなシリコン素材で作られており、床や家具の上に置いても擦り傷が付きにくい設計です。硬質プラスチックのトレーは、動かしたときに角が床を引っかくことがありますが、シリコンにはその心配が小さくなります。
キーワードとして「防振」「防音」を期待される方もいますが、この製品は防振専用マットではありません。シリコンの弾性である程度の緩衝にはなりますが、洗濯機の振動や騒音を明確に抑えたい場合は、防振専用のゴムマットを併用するほうが目的に合います。
④ 折りたたみ・丸めての収納
未使用時は半分に折り畳んだり、丸めたりして保管できます。硬いトレーは形が固定されるため、使わない期間の置き場所に困るのに対し、柔らかいシリコンは隙間に立てて収納できます。
これは引っ越しや家電の入れ替えの際にも効いてきます。梱包しやすく、次の住まいでも同じものをそのまま使えます。長期保管するときは、完全に乾かしてから畳んでください。
⑤ 水洗い・拭き取りの手入れ
シリコンは汚れと水に強い素材なので、使用後は水洗いするか、濡れ布巾で拭き取るだけで手入れが済みます。布マットのように洗濯・乾燥の手間がかからない点は、日常的に使う道具としては大きな差になります。
ペットの餌場に使う場合は、餌のカスや油分が残るとにおいの原因になるため、中性洗剤を使って定期的に洗ってください。洗ったあとはしっかり乾かしてから戻します。
⑥ 用途の広さ
使い方は家電の下に限りません。想定される使い方を整理すると次のようになります。
ランドリールームでは洗濯機・乾燥機の下、キッチンではコーヒーメーカーや給水器の下、調理器具の一時置き場。リビングでは観葉植物の鉢の下や、細かいものをまとめる収納スペース。ペットまわりではフードボウルと水入れの下、トイレまわりの飛び散り対策。玄関では濡れた傘や靴の一時置き場。
装飾のないグレーというデザインは、こうした場所を移動しながら使ううえで邪魔になりにくい選択です。1枚で用途を固定せず、季節や必要に応じて置き場所を変えられるのが実際の使い方に合っています。
防水シリコントレイ 床保護・汚れ防止 フチ付き
- 冷蔵庫・洗濯機・乾燥機の下の水漏れ対策に
- コーヒーメーカーや給水器の下にも
- ペットのごはんマット・トイレまわりに
- 柔らかいシリコンで床を傷付けにくい
- 水洗いできて繰り返し使える
よくある質問(Q&A)
Q1. 冷蔵庫の下に敷けますか?
単身・二人暮らし向けのサイズであれば収まりやすい寸法です。ただし機種によって設置面の大きさが異なるため、脚から脚までの距離を実測してから判断してください。
Q2. ドラム式洗濯機にも使えますか?
大容量のドラム式は設置面が大きく、65×60cmでは足りない場合があります。設置面の実寸を確認してください。振動対策も必要な場合は、防振専用マットとの併用を検討してください。
Q3. 大量に水が漏れても受け止められますか?
フチの高さは1.5cmです。結露や少量の漏水、こぼれた飲み物を受け止める構造で、ホースが外れるような大量の漏水は受け切れません。異常に気づいたら止水と点検を優先してください。
Q4. 防振・防音の効果はありますか?
防振専用のマットではありません。シリコンの弾性である程度の緩衝にはなりますが、洗濯機の振動や騒音を明確に抑えたい場合は防振専用品のほうが目的に合います。
Q5. 床にへこみや跡が付きませんか?
柔らかいシリコンが家電の脚と床のあいだに入るため、直接接触による傷を防げます。ただし重い家電を長期間同じ位置に置けば、素材を問わず床材にへこみが残る可能性はあります。
Q6. 洗えますか?
水洗いできます。油分やペットの餌などが付いた場合は中性洗剤を使い、しっかりすすいでから乾かしてください。洗濯機での洗浄には向きません。
Q7. ペットのトイレや餌場に使っても大丈夫ですか?
フチがあるため、水や餌の飛び散りを内側に留められます。においが残らないよう、定期的に中性洗剤で洗ってください。
Q8. 床暖房の上で使えますか?
床暖房の上に断熱性のあるものを敷くと熱がこもる場合があります。使用可否は床暖房の取扱説明書に従ってください。判断がつかない場合は避けたほうが安全です。
Q9. 滑りませんか?
シリコンは摩擦のある素材のため、置いた場所からずれにくい特性があります。ただし濡れた床の上では滑る可能性があるため、設置前に床の水気を拭き取ってください。
Q10. 収納するときはどうしますか?
半分に折り畳むか、丸めて保管できます。完全に乾かしてから収納してください。濡れたまま畳むと、においやカビの原因になります。
Q11. 折り目は残りませんか?
長期間畳んだまま保管すると折り癖が付くことがあります。使用時に広げてしばらく置くと馴染みますが、気になる場合は丸めて保管するほうが跡が残りにくくなります。
Q12. においはありますか?
シリコン製品は新品時に素材特有のにおいがあることがあります。使用前に中性洗剤で洗い、風通しのよい場所で乾かすと軽減されます。
Q13. 熱いものを置けますか?
シリコンは耐熱性のある素材ですが、この製品の耐熱温度は商品表示をご確認ください。鍋敷きとして使う場合は、耐熱温度の範囲内で使用してください。
Q14. 2枚並べて大きい家電に使えますか?
並べて使うことはできますが、継ぎ目から水が入るため防水としては不完全になります。大型家電には、はじめから設置面に合うサイズを選ぶほうが確実です。
Q15. 色移りしませんか?
グレーのため色の濃い汚れが付いても目立ちにくい色です。ただし色の濃い液体を長時間放置すると着色する可能性があるため、こぼれたら早めに拭き取ってください。
購入者の声
「冷蔵庫下の結露から床を守れています」
40代・女性・主婦
前の住まいで冷蔵庫の下の床が変色していたのが心残りで、引っ越しを機に敷きました。フチがあるので水が広がらず、掃除のときに拭き取るだけで済んでいます。
「ペットの水こぼし対策になりました」
30代・女性・会社員
犬が水を飲むたびに床が濡れるのが悩みでした。フードボウルと水入れを両方乗せても余裕のある大きさです。汚れたら洗えるのが一番助かります。
「畳んでしまえるのが決め手でした」
30代・男性・会社員
硬いトレーだと使わない時期に置き場所がなくて困ります。これは丸めて隙間に立てておけるので、必要なときだけ出しています。
「うちの洗濯機には少し小さかった」
50代・男性・自営業
ドラム式に使おうとしたら設置面が入りきりませんでした。今はキッチンでコーヒーメーカーの下に使っています。買う前に脚の間隔を測るべきでした。
「防振目的だと物足りません」
40代・男性・会社員
洗濯機の音が減るかと期待しましたが、そこまでの効果はありませんでした。水漏れ対策としては満足しているので、振動対策は別に用意しました。
まとめ
防水トレイ選びは、「何を受け止めたいのか」と「置きたい機器の設置面はどれくらいか」を先に決めることが近道です。結露や少量の水漏れを継続的に受け止めたいならフチ付きのトレイが合いますし、振動や騒音が主目的なら防振専用マット、水はねの少ない場所なら吸水マットで足ります。目的が混ざると、どれを選んでも中途半端になります。
今回取り上げた65×60cmのシリコントレイは、四方のフチで液体を外に出さない構造、床を傷付けにくい柔らかさ、水洗いできる手入れの手軽さ、畳める収納性——と、家庭で使ううえで扱いやすい要素をひと通り備えています。気をつけたいのは、大型家電には寸法が足りない場合がある点と、防振・防音を目的とした製品ではない点の2つ。設置面を実測し、目的を絞って選べば、気づかないうちに床が傷んでいたという事態は確実に減らせます。
シリコン製トレイ 多用途 フチ付き 65cm×60cm
- フチの高さ1.5cmで受けた液体が外に漏れない
- キッチン・玄関・リビング・ランドリーに
- 装飾のないグレーでどの部屋にも馴染む
- 柔らかいシリコンで床や家具を傷付けにくい
- 畳んで丸めて収納、使うときだけ広げられる

